LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2023 “未来” 夜の部レポ

お久しぶりです。大遅刻、堅魚です。

去年は「毎月一回はブログ更新するぞ」なんて目標を立てていた気がしますが、結局下半期は立て込んでいてブログの更新も4ヶ月前のアイプラ×シーパラコラボぶりな気がしますね。

今回は2/18(土)開催の「LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2023 “未来”」の夜の部に参加したのでそのレポートを残そうという趣旨の記事です。

(これは物販並ぶ時に撮ったお昼のパシフィコ横浜　デカすぎんだろ)

会場はパシフィコ横浜。

大ホールのキャパシティは5000席超えでめちゃくちゃ広くてびっくりしました(田舎並感)

結構前寄りの席が当たったので、演者さんがマジで近かったですね。去年『八景島シーパラダイス』で開催されたアイドリープライドのイベントも、実際にイルカショーで使うステージが会場なので演者さんの表情までしっかり見える（視力１．０以下でも）くらいには近かったんですが、それに引けを取らないくらいほんとに近くてびっくりしました。真ん中より左側の席だったため右側はよく見えませんでした。その為かなり主観的な記事になることを予め断っておきます。

初の声出しライブ参加という事で「周りのオタクの声にびっくりしてしまうのではないか」と行く前は不安でしたが、スピーカーが爆音すぎて正直気になりませんでした。熱気だけはしっかり伝わってきて今は「現地ってよかったな」という思いでいっぱいです。

（これは「やべ〜遅刻する〜」と言いながら開演10分前に撮った夜のパシフィコ横浜）

これは極めて個人的な因縁なのですが、パシフィコ横浜はコロ禍が始まる前に別のコンテンツで初めての現地ライブデビューを飾る筈の場所だったのですが、こうして以前通りの声出し有りライブでリベンジ出来て良かったなとしみじみ思います。

１．裏と表

約束ライブ優勝候補が一曲目、バカ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

(裏と表の所だけ異様に長いので注意)

「裏と表」といえば前回の約束ライブ（２０２２/７）で告知なしでいきなり初披露され会場にいるオタク全員の度肝を引き千切り、星見プロダクションが参加した『リスアニ！LIVEアキヤスミ（２０２２/９）』でも現地披露され会場を大きく沸かせたものの、『IDORY PRIDE Collection Album［未来]』（２０２３/２）が発売されるまでフル解禁はおろかゲーム内ダンスMVも実装されていないため、ライブ参加者とそれ以外で曲に対する熱量や印象が大きく異なる楽曲です。

一応１０月にMVがチラ見せ解禁されたりはしたんですが（衣装がホントに可愛い）、やはり現地であの最高優美なパフォーマンスを浴びたオタクはフル尺配信を求めてやまない「裏と表」ゾンビとなり、今回の未来アルバム発売と未来ライブ現地パフォーマンスで無事成仏したのでした。

youtu.be

期待と興奮でいっぱいになった静寂の中、「行くぜー！」という三周目和ロック沙季ボイスの掛け声とともに月ストの五人が登場。正直この時は「誰の声だったのか」を認識できないくらいに初手月スト登場で感情がブチ上がってしまい状況理解するので精いっぱいでした。

印象的なイントロと共にスポットライトで照らし出された瞬間の五人の立ち姿はこれ以上なくトップバッターの風格でした。イントロが流れ出した時点で全てを悟り「ヤバすぎんだろ」って今にも叫びたくなるオタク。

すず役の相川さんだけは歌い出しだから、他四人が背を向ける中一人だけ正面を向いて大画面でドアップされていたのがカッコよかったです。（後のトークパートで「（歌いだし）なので皆さんが今回のライブで一番最初に見たのは私です！」ってドヤ顔してたの滅茶苦茶好き）

二月発売の未来アルバムには約束ライブのライブ映像が付いたBlu-rayが付いており（初回限定版）、この時のライブ音源も各種サブスクで配信されているためライブ前の二月は何度も何度もライブ音源版「裏と表」を聴き込み、ダンスMVが実装されていないのに振り付け大方覚えるくらいには円盤見返していたため、今回のパフォーマンスの成長度合いと研ぎ澄まされっぷりには驚かされました。

約束ライブの時のような胸を打つ荒削りさや我武者羅さはなく（これが初披露とは思えないほどにクオリティも完成度も高いのですが）、一挙一動精練され力の入れ所を理解している技巧的パフォーマンスには脱帽するほかなかったです。

この時自分は目の前のスピーカーから流れる爆音に圧倒されすぎてアイドリープライド楽曲派から顔面派に急遽転向。ちょうどド真ん前に伊吹渚役の夏目ここなさん本人が実在していてずっとビビり散らしていました。

何回も言うんですが、ほんとに近い。

本当に本当に近い。

だって肉眼（視力１．０以下）で見えてるんですよ？？？？

表情までハッキリクッキリですよ？？？？？？？

動物園などで生の動物見たときもそうなんですが、いつも画面の中で見ている人を目視すると「ほんとに実在したんだ……CGとか合成じゃないんだ……」って本当に脳がバグるんですよね。

なんなんだろうね、これ。

自分は最近ミューレ三期生にどっぷりハマり、平日は毎朝公式Twitterで配信されているプチ音声配信の「三期生の朝も１４０（いっしょ）」で起床し、火曜日は「セカンドショットちゃんねる」で絶賛配信中の「ミュージックレイン三期生　新番組ベータ版」をアフタートークまでしっかりリアタイし、今度の三期生のイベントも参加するか本気で検討するくらいにはズブズブに沼っているため、今回のライブ参加意欲も作品モク1:演者さんモク1という感じでした(つまり2倍楽しめた)。

先に「右側の席なので主観的な～」と前置きしたのはここで「夏ここがさぁ！」って喚きたかったからなんですね。

あと、自分に向けたものではないとしても、演者さんが奥の席に向かってファンサで「ニコッ」ってされてるの見るとこちらも嬉しくて「ﾆｺｯ…」ってなってしまう。こういった円盤では決して映らない部分まで自分の目で見れるのは現地の醍醐味な気がしますね。

今度のメインストーリーBIG4編更新後、サニピの”THE SUN”イベの時みたいに“THE MOON”イベントで「裏と表」ダンスMVと新衣装実装されたらいいなって思いますね。「♪勝ち取りたい夢の～」や「♪がむしゃら無鉄砲～」のとことか振り真似したくなるくらい大好きで、あとサピユミみたいな初期ポーズリスペクトとかもやって欲しいので楽しみですね。

２．クリスマスには君と

2022年12月といえばゲーム内の「麻奈の日記」の命日に合わせたリアルタイム毎日更新の終了であったり、『君と願う月灯の祝祭』イベントの琴乃の誕生日を月スト全員で祝うシナリオなど月ストが印象的な月でしたね。

イベントと同時にダンスMV付きで実装された「クリスマスには君と」も琴乃の誕生日を明るく祝福するような歌詞と振り付けで、月スト楽曲の中でも一番しっとりとした楽曲です。

生で「♪生まれてきてくれてありがとう」の5人フォーメーション見れたのが本当に嬉しかったですね

二番以降のポジションどりもよくって、ゲーム内の1番までのＭＶでは見たことがない「崩し」が入っていて見応えがありました。

今回のライブは既存の5ユニットだけでなくデュエットやソロなども多く披露されたのが特徴的でした。今回「君がのぞくレンズ」は披露されなかったため、渚自体は別ユニットとして登場することは無かったんですが、ラスサビ前のソロと「大好き」でのウインクが未来ライブのハイライトでした。

「夏目・バキバキ・ここな」さんはもう「夏目・ウインク・ここな」さんに改名した方がいいくらいウインクが必殺技になってきている。

〜歌唱終了後の会話パート～

トークの安定感がレベチすぎて思わず「成ったな」と後方で腕組みしてしまうくらいには盛り上げ上手なMCで、会場全体のウォーミングを兼ねた声出しコールが良かったですね。

芽衣といえば「ﾒｲﾀﾞﾖｰ」が定番ネタですがまさか現地で自分が「ﾀﾞﾖｰ」って言うことになるとは思ってなかったですね。

「芽衣〜？」\だよ〜/(オタクの精一杯の可愛い声)

続けてすずの「ですわ〜」コールもあって、

「給料日～？」\ですわ〜/

って感じで給料日に対するマネージャー達の一体感が良かったですね。

３．Daytime Moon

初手「裏と表」で激しくブチ上がって、「クリスマスには君と」初披露で感極まって泣きそうになった後の、クールダウンとしてこれ以上ないくらいに完璧なセトリ…………天才か？

熱く盛り上がりすぎてしまうわけでもなく、泣きのバラードというわけでもなく、歌詞にある『ここから未来へ』ではないですが次へとバトンを渡すような心地よいパフォーマンスでした。

Daytime MoonはまだダンスMV実装されておらず、現地で見たのは初めてだったので「♪ラララララ〜」のところで五人でぐるぐる回るのめちゃ可愛い振り付けで良かったです。

４．ココロDistance

幕間の芽衣と怜のボイスドラマで

芽衣「今日怜ちゃんのお父さん来てるんだって！怜ちゃんのお父さ〜ん？」

オタク「ウオオオオオ」

ってペンライト振ってる父親大量発生しててめちゃくちゃ面白かったです(昼の部は怜ちゃんのお母さんだったとか)。

ココロdistance初披露にあたって「もしかしてあのクソ際どいダンサブル衣装が新調されるんですか？無理でしょ？」って衣装への関心は少なからずあったんですが、既存のユニット衣装のスカートの方が特徴的な横跳び振り付けでブワッってはためいて映えるので全然良かったです。「♪もっとDance Danece」のところとか、サビの「♪ここでBig Chance」のところの振りがすっごくよかった。

二人の息の合い方、激しくも細かいダンスの完成度、ライトに照らされるギラついた二人の表情、ダンスMV以上にステージを広く使った大振りでキレのあるパフォーマンス。二人が前後に重なる振りなどの再現度高くてかなりテンションがアガって良かったですね。

５．つながる心Binary

「ココロ」繋がりで白石姉妹楽曲(セトリ考えた人はダジャレが好きなのか？)。ゲームリリース時も「絶対白石姉妹曲作って欲しい」と(自分含め)期待されていて満を辞して発表されたこの楽曲、白石千紗役の高尾奏音さんの実兄高尾奏之介氏が作詞作曲しているというドラの乗りっぷり。

更にオタクがネタで「見てるか、奏之介……？」って擦っていたら、本人も現地に参加されていたという。役満か？

現地で見る満足度が本当に高かった「つながる心Binary」、どの曲の時も「いやこれが今回のライブで1番最高のパフォーマンスでしょ」と感じるんですが、今も残る余韻はこの曲が1番良かったと思います。

現地でこんなに盛り上がる曲だと思っていなかったというギャップ燃えがありました。一聴するとそこまで激しい曲ではないのですがフレーズの最後の音が「ぴょこん」と可愛く跳ねる特徴があって、裏拍に合わせてペンライトを降るのがびっくりするくらい気持ちよかったですね。(新参なので未だにペンライトってどう使うのか理解していないのですが)

このデュエットでは2番で歌唱パートも歌詞の対比も姉妹で逆転するので、未来アルバムで初めて聴いた時も歌詞噛み締めながら「フルめちゃくちゃいい〜」ってなったんですが、今回のライブで更に振り付けや立ち位置まで逆転することが判明して「本家ダンスMVもフルサイズで作ってくれんか……」となっております。

この曲で一番印象的な振りのサビの終わり「♪転びそうなときは　すぐ隣を見て」のところの「千紗が転ぶ→沙季が手を繋ぐ」が、二番とラスサビで姉妹のポジション入れ替わるのが身長差とかもあってすごかった……沙季…………………

そして歌唱終了後は2人で手を繋いで退場。何かこう「これは演出」と頭の奥では分かっていても現実に出力されると本当に本当にグッと来てしまうズルい演出でした。

いや本当に良かった…………

６．SUNNY PEACE for You and Me!

開幕ボイスドラマ、“THE SUN”の動画のセリフが流れてもう既に涙腺が緩い。泣く。

The SUN【IDOLY PRIDE/アイプラ】 - YouTube

国宝級MVのエブサニみたいに、サニーピースの「全員何らかの挫折を経て今ここに立っている光のユニット」の側面を押し出されるとどうしても涙腺が弱くなってしまう。こんなの浴びたら最終回だろもう。

生で見る初期立ち絵ポーズ、泣く。

東京編のサピユミ初披露の演出もド王道過ぎてめちゃくちゃ好きだし、『導きのファンファーレ』イベントで「♪この指止まれ」の歌詞作成秘話掘り下げられてサニピらしさの原点に立ち返るのもめちゃんこ好きなので生でこれ聴けて本当に良かった。

「♪みんなのピースを見せて」の歌詞のパート、「オタク、本当にピースするのか？」って軽く周りの様子を伺ってしまったがオレンジのペンライトを両手で2本持ちして✌️作ってるオタク居てめっちゃ真似したくなった。

サピユミのラストでサビアンコールする前の「1!2! 1!2!3!4!」のところ、菅野さんのニッコニコの表情とめっちゃ楽しんでる感が良かった。ラスサビ終わった後にもう一回サビリフレインするの良すぎる。

７．SUNNY PEACE HARMONY

トーク無し休憩無しでいきなりのハーモニー。致死量。イントロの時点で「俺、声出してサニピコールしていいんだ」って事実に感極まって泣きそうになった。何回泣かせるんだこのセトリ、天才か？

サニピの初期曲であり、「✌サニピ🌞」コールといえばのこの曲。

自分でもちゃんと声出てるのか分からなかったけど、この曲ばかりは声出し解禁にしてくれて本当にありがとうってなった。

８．全力！絶対！！カウントダウン！！！

トークパートでほっこりしつつの「全力！絶対！！カウントダウン！！！」、「いや、やっと休憩できる……このライブ楽しすぎだろ」って余韻感じようとしているところにこの曲流されるの頭の中の快楽物質オーバードーズでおかしなるでしょ。いや、ホントにこの３曲の間だけ興奮しすぎて「楽しかった」以外の記憶があまりない。

「サピユミ→SPH→全！絶！！カ！！！」はマジでオタク絶対全員大好き優勝Foreverのセトリだと思う。本当にこのライブで一番楽しかった（ずっと言ってる）。サニピ無双。

ステージの奥行きがしっかり見える座席だったから、トレインみたいなやつ

９．Top of the Tops

サプライズ枠でスリクスが登場。

「スリクス、公式ツイートでペンラカラー公開されてたし昼も出てたのかな〜」って思ったら、周りのどよめき方が尋常じゃなくて「えっこれもしかして夜だけ！？？？」とマジでビビった。

前日までは「生でスリクスのパフォーマンス見るのは流石に無理なんじゃないか（おLynn今絶対忙しいだろ……）」って勝手に諦めていたから、あの強者感あるイントロでステージ降りてくる三人マジでカッコいいね〜って痺れた。月ストやリズノワの系統とはまた違う、寄せ付け難いパフォーマンスの圧倒感。声出しすら忘れるほど見惚れ聴き惚れる。

つか、アイプラのライブで「うおおおおLynn」「田中あいみさん………」って感情になりながらペンライト振ることになるのがマジで新鮮すぎて自分が今何のライブ来てるのか分からなくなって混乱したし、サプライズ(原義)って意味では大成功だったと思う。

スリクスは東京編で強烈な印象（）のヒールとして登場し、星見プロに加入には難色を示すオタクが多くて不人気かと思っていた(実際には観測していない)けれど、自分は番外編読んでかなりスリクスのこと好きになったし、秋に開催された温泉イベは2022年更新イベの中でも屈指の出来のギャグシナリオで、フェス限アイドルから限定/恒常落ちして親しみやすくなったこともあって周りの人気ってどうなんだろうと思っていました。

実際はイントロの時点で爆沸き。目の前のオタクは美帆子専属タオル、隣の隣のオタクはスリクスタオル巻いてて、トレンド入りも果たしているらしく（スクショ撮り逃した）、「いや実はめちゃくちゃ人気なのでは？」ってびっくりしましたね。あとちょっと安心した。

１０．Bang Bang

トークパート。印象的な部分だけ。

マジでりえしょん自体久々に見たし、生放送も出て無かったから「流石に出てくれないよなぁ」って諦めてたの馬鹿らしくなるくらい馴染んでてよかった。喋りすぎるとりえしょんが出ちゃうのほんとにウケる。

スリクスのキャラカラーは全員黄色で同じなんですが(岩盤浴だと全員黒)、田中あいみさんが「全員（ペンライトが）黄色なのは逆に統一感あるかも～」って言ってて「確かに」と思った。

今回初披露目のスリクス衣装、マジで再現度が高いんですが（美帆子の丈とか）一番凄かったのはfran。ゲーム版より衣装ナーフされて布増えてても流石にえっちだったと思う、ヘソが（ク〇リアーツ君はすぐアイドルにヘソ出しさせたがるんだから！）。

オタクが「回って〜！」って叫んだら、くるくる回って見せてくれたの「あ、なんかいいな」ってなった。

１１．パジャマパーティー

幕間ボイスドラマでぱじゃパにめちゃくちゃ舐められるスリクス。この前実装された6周目千紗のカードにもあるように千紗のスリクスモノマネがめちゃくちゃ上手い(特にkanaの喋り方の再現度)。

このライブで初めてぱじゃパがさとみさん考案という設定(この困ったら全部さとみさん発案にするシリーズ結構好き)が明かされて、「掘り下げはよ！」って思ってたらライブ直後にぱじゃパイベントが来てびっくりしましたね。

似たもの同士のこころとすずの絡みが見られるだけでごはん3杯いけるくらいには美味しいし、もっと増やしてほしいと思っていたのでぱじゃパイベめちゃくちゃ満足度高かったです。スリクスvsぱじゃパでライブバトルするイベントも絶対やって欲しいね。

自分は夜の部のみ参加だったので「えっ！？？？ぱじゃパの為だけに豊崎さん呼んだの？？？？？生放送だけでなくライブまで功労者すぎるよ〜MVPだよ〜」って衝撃を受けてたんですが、ライブ後に昼の部サプライズ枠がリズノワと聞いて、「良かった豊崎さんだけ駆り出されてたんじゃないんだ……」って安心しましたね。

おい昼の部とサプライズユニット違うのは反則だろ！！！！！

リズノワも聴きたかったね…………(次は両日参加しよう)

ぱじゃパの衣装自体は既存ユニット衣装の上からもこもこなパジャマ羽織るだけだったので、後日ガチャでしっかりした5人分のぱじゃパ衣装来るとは思わなかったですね(どれも可愛かった)（パジャマなのになんでヘソが出てるんですか？）

衣装と言えば豊崎さんのパジャマパーカーの肩捲れてて\SEXY/になってたんですが、後の生放送で「リズノワの肩の生地がサテンで滑りやすくて」って釈明してて面白かった。

１２．もういいよ

もういいよ、いやもういい代、もういい代……

いや本当にもう胸いっぱいで「もういい代」としか言えない（絶叫）。

はじゃパが出てきた瞬間、自分の中の眼鏡データキャラ人格が「えっ、次誰出るんだ……？どこのユニットも連チャンになるな……"shiny shiny"か？いや、芽衣もすずも五曲目だな。クソっ、俯瞰しろ！！！」ってぐるぐる考えてたら死角から「もういいよ」ソロが飛び出してきて発狂。「————今、俺はデータを捨てる。」ってこういう時にいうセリフのかもしれない。

CD音源並みの再現度と歌唱力のブレなさ、昼夜の疲れなんて微塵も感じさせない物怖じしない真っ直ぐ透き通る歌声。そして「もういいよ」の中でも個人的にめちゃくちゃ好きなラスサビ前の“間”。

マジであの瞬間、会場のオタクの呼吸もペンラも一斉に静止したあの“永遠のような一瞬”。紛れもなく菅野真依さんがオタクを統べた“王”だったと思う。マジで菅野真衣さんには”王(ソロアーティスト)”になって貰わないと困る。非常に困る。なぁ見てるか、偉い人？

あの「瞬間（ま）」自体は本当にこのライブ限定というか、一回性の奇跡だったと思う。次は多分こうはならない、もう回収されないかもしれない。あのさくらのソロがオタクを統べた瞬間が今回の一番の宝物（おもいで）かもしれない。

さくらのソロ衣装、星見プロ全員共通衣装「フェアウェルマイラブリー」の改良版っぽい感じの腕とヘアアクセがめちゃくちゃよかったです。

昼公演では琴乃の「未来模様」が披露されたらしく、２０２３年３月末にアイプラフェスガチャでも実装されたサバイｂ……ソロ衣装は琴乃とさくらの分出来上がってるみたいなんですが、何故か公式は今回の新衣装写真を頑なに隠したがっているから満を持してくるのかもしれない幕張sfyソロが（浅読み）。

１３．les plumes

難読楽曲Ｎｏ．１

まさに領域展開「TrySail」。いつもと違う方向から熱気のあるオタクの声が上がるので「もしかしてトラセモクで来てる？」って確認したくなる。

前二曲がしっとりめなのもあって尋常じゃないくらいにアガる。ブチ上がる。「トリエルといえば浄化系」って印象があったけどここに来てひっくり返った。

トリエルのフォーメーションに合わせて細かく動くライトの演出がヤバくて、円陣組んでる所とか「サイゼリヤに飾ってある壁画か？」ってなった(もっといい喩えがあるだろ)。

１４．Magical Melody(TRINITYAiLE ver.)

幕間のトークがかなり面白かった。
ぱじゃパでのパジャマがクソ暑かった話とか、「♪お〜な〜べぱーてぃ〜(パジャマパーティのリズムで)」の替え歌とか、「”トリ”のトリエルです」とかトーク力の巧さよ。

ライブ前に開催されたバレンタインイベで「チョコラブキッス」が実装されて珍しく即ストーリーミング配信が来たので、「えっこれチョコラブキッス絶対やるでしょ」って舞い上がってたんですが、天さんが「バレンタインはやりませんよ(キッパリ)」って言いきってオタクバッサリ斬ってたのが良かったですね。

実際Magical Melody始まった瞬間「チョコラブキッスじゃないんかい！？」の感情とか霧散したし、満足度完成度の両面で「お前の勝ちだ…………」としか言えなくなってしまった。オタクはすぐ敗北けたがるんだから。

舞台にいるのは三人だけれど”四人目”のミクさんの幻影が視えたし、「見てるか、ミクさん……？」って口走りそうになった。これもう幕張ライブのシークレットはミクさんで確定でしょ。

１５．Gemstones

ラスト新曲、昼の部公式ツイートで「またシングル発売するっぽいな？」ってネタバレは食らっていたんだけど、現地で未知の新曲浴びれたのはマジで楽しかった。星見プロダクション名義の10人楽曲もう増えないと思ってたしね。sfyの系譜（作詞作曲の座組が同じだし）というか星見プロ名義だけど作中で麻奈が歌っていた曲という設定みたいなので、うぉマジで早く歌詞カード全部読ませてくれってなる素敵な詩だった。

サビで指トコトコする振り、「First Step」を明らかに意識した振り。指トコトコさせる振り付けのところ、演者さんの身長差が顕著に出てて萌えだった。

一番良かったのは“麻奈にゆかりのある曲”で、「さくらと琴乃」ではなく遙子ちゃんがメイン張ってた曲なのが本当に良かった。さくら→琴乃→遙子ちゃんって並びでラスサビ前に琴乃と遙子ちゃんがお互いを見る掛け合いがあるのがマジで良かった。自分がアイプライベントシナリオで一番好きな『煌めく奇跡をもう一度』みたいに、Gemstonesもイベとかで掘り下げがあるのなら琴乃と遙子ちゃんの絡みをやって欲しいですね是非とも。

（→ブログ大遅刻しているのでもうGemstonesイベ開催されちゃったよ）

メインストーリー同様最近の琴乃はずっと曇らされがちなんですが、今回のイベで「先にBIG４入りしたサニピ」と「燻り続ける月スト」の構図がまんま麻奈と遙子ちゃんの構図と同じだよねと開示されて唸らされましたね（まあそれでも琴乃曇らせすぎではと思う）。あとイベ報酬の遙子ちゃんイラストがね……いいよね。麻奈のカレー好きがしっかり回収されてたのも好きだった。

Re:Sound【IDOLY PRIDE/アイプラ】 - YouTube

GemstonesのMVも「麻奈の日記」にある麻奈が女優デビューした映画がモチーフみたいで、フル尺のMVがお披露目されたのはアイプラ生放送一回きりでアーカイブ非公開になってしまったのでまだ詳しいことは言えないですが、劇場版クオリティで本当に良かったです。アイプラ君のMV、エブサニといいラスチャンと言い何でそんなに当たりが多いんだ……

オルガルコラボ除けば琴乃×さくらのデュエット付くのは初めてらしいし、待ちに待った遙子ちゃんのソロも来るみたいなのでCD発売がマジで待ち遠しい。

１６．Pray for you

アイドリープライドとかいうコンテンツ、ライブの〆になる曲多すぎ問題

IDOLY PRIDE（楽曲）、サヨナラから始まる物語、Pray for you（アニメ最終回ED）

「終わらないで」って感情でいっぱいだったのに、公式ラジオ「コンバンハから始まる物語」もこの曲がエンディングなのでイントロ流れた時点で「あ、終わりなんだ」て急に納得してしまった。
何気に10人振り付けを現地で回収したの初めてだったから(ゲーム内ダンスMVも5人なので)、太陽と月で左右に分かれたり、2人×5で円に成ったりとかフォーメーションの移り変わりが面白かった。

ラジオが固定パーソナリティ終わっちゃったの寂しくて引きずっているので（今のゲスト交代制も美味しいけど）、「あっ円組むときのフォーメーションまいのんなんだ」って発見がかなり印象に残っていたりする。

総括

アニメ最終回で麻奈が琴乃に向けていったセリフ「まだまだは先は長いよ」のその“先”に来た気がする。「未来」ライブだし、次回の幕張２daysライブも決まったし、未来に進めたライブだったと思う。今回のライブの目玉だったソロやデュエットなどの個人1人1人のパフォーマンスも強かったし、次回の幕張でどんなセトリ＆パフォーマンスが見られるのか楽しみで仕方ない。

色々なアイドルアニメ、ソシャゲ、コンテンツあれど、一年半もちゃんと続いているコンテンツって本当に少ないと思う。ラジオも無事改変期超えて３年目に突入だし、生放送も定期的にやってくれて、CDもライブも定期開催してくれるし贔屓目で見ても頑張っている部類に入ると思う。今も続いてくれて本当に嬉しい。

本当に参加してよかったと思えるライブだったけど、ライブ後帰宅している間は「俺を未来に帰してくれ〜〜〜」と意味不明なフレーズが頭の中を占めていましたね。いやもう一回見たいよ、未来が（円盤待ってます）。