ユバールの星空

忘れたくないキラメキを、拙い言の葉でそっと閉じ込めて

日記~好きだったVが事務所だけ辞めた~

こんばんは、堅魚です。

久々のブログ更新が低俗下劣でカウパー汁付いた手でキーボード打ってるような記事でいいのか疑問ではありますが、今ここで書かなきゃ一生何も残らないだろうなと思い書いています。

びっくりするくらい私的で気持ち悪いです。読んだ全員に「キッッッッッショ」と罵られるために書いています。Vの歴史に詳しいわけでもないので「は?にわかか?」となるポイントも多々あるでしょう。脚色も誇張もあります。特にオチもヤマもなく迷走して吐き出しているだけの日記ですがその覚悟がある物好きな方だけどうぞ。

 

1.はじめに

かれこれ二年くらい好きだった(過去形)Vtuberが事務所を辞めることになった。事務所を卒業して個人勢Vtuberとしてリスタートなので存在がこの世から消えるわけではない。完全な卒業ではないので悲観するほどのことではないのだが、今筆を執って感情整理したいなと思って書いている。要するに自慰行為と変わりない。

正直「2ヶ月連続で新衣装配信」の時点で予兆が出ていたのだが、この一年ほぼ一回も配信見ていなかった。一万はたいて買った個人ボイス(正気になるとバカクソ高いなこの価格設定)やホラゲやってる時の悲鳴などを聴きながら、両手で数えるくらいのエロ絵でシコるだけの股間での繋がりしかなかった。最近はエロ絵不足に喘ぎながらskeb依頼してみたりVのエロ絵描きのお題箱に定期的に投げたりしつつ、それでも配信は本当に一回も聴かなかった。

これで好きと言えるのでしょうかね。まぁ自己申告する分には「好き」ですが、ニュアンス的には過去形の方が近い気がする。

 

2.あのコロ

身の上話をします。カットしていいです。

キズナアイが誕生したのが2016年で、流行に乗るまで遅い自分がVを見るようになったのは2019年くらいだった。この頃から働き始めてストレスからか夜眠れない日が増え「ASMR」に依存するようになる。ASMR経由でVtuberの普通の配信も追っかけるようになり、本ブログで触れているVが所属する小さめの事務所を認知しだす。

彼女がデビューした辺りで『災禍』が重なり仕事も精神的に無理になって辞め、アルバイトで細々稼ぎながら貯金を崩すだけの引きこもり生活が続く。実家は消滅して周りに誰も知り合いのいない土地での一人暮らしで『災禍』がちょうど重なったので、正直心細くて仕方ない独りの日々だった。友達とも会えないまま時間が過ぎ、一日の中で言葉を発するのはバイトがある日だけ。

精神科とかは行けてないんで何とも言えないけど、「そういう」精神状態で人肌を求めてVtuberにズブズブハマっていたんだと思う。あの頃は毎日配信リアタイ待機してスパチャ読み終わるまで最後まで視聴していた。コメントも特に打ってないし金が無くてスパチャなんて投げられなかったけど、好きという気持ちはだれにも負けない自信があった。依存に近い性愛だけど。

 

3.この頃

でも結局こんなに執着しているのは見た目と声が好きなだけの性愛なんだよな。

正直ゲームやらせてもおもんなかったなと思うし(そもそもゲーム実況自体プロの魅せプとかRTAでもなきゃ楽しく感じないな自分は)。歌が売りのアイドルVtuberで確かに「上手い」の部類ではあったけどカラオケの上手いの域を出ないなと上を見ると思ってしまう。上(☆街)が売れるボーダーラインのように感じている自分は。(でも曲数はホントに沢山歌ってくれたしリクエスト出したらすぐに答えてくれたのは好きだった)。配信態度もやる気ないっていうか、よく言えばぐうたらで、配信まだ見てた頃の後半とかリスナーへのスパチャ催促ばかりでそれが嫌で見るのやめたところはある。

正直人気は無かったと思う。ガワの可愛さも声の可愛さも贔屓目ヌキでもポテンシャルはあるが、配信者としては面白くはなかった。一年後の後輩たちにチャンネル登録者数やフォロワー数や負けてるのもみじめでえっちだと思う(抜ける)。彼女いたことが無い身でこんなこと言うのはブーメランで死罪だとは分かっているけど、そんなズボラで食生活モリモリファストフード塗れとか彼氏いたことないだろとかも思ってしまう(NTR好きだからいてくれた方が嬉しいし今後出来ても嬉しいわ)。

画面の向こうを殴っても殴った手が痛いだけだしこの辺にしておく。

たまたま最初に目が入ったのが彼女で狭い世界を見て勝手に知った気になっているだけだったなと思う。Vってもっと広い楽しみ方があるんだと思う。大手とか、結局見てないな今でも。実際の芸能界のようなノリが苦手でインターネットに潜ったのに、地続きだったような気がしてそのまま手が伸びない怖がりなのだ。

今はV追ってる余裕がないくらい再就職した仕事が忙しいし、それなりに話せる友達もできた安心の反動で古巣の深夜アニメと助成製油に逆戻りしてしまった。結局偶像崇拝に金を落としているのは変わりないと自覚しているのだが、露骨な投げ銭催促がないのは結構心地よいなと感じる。

こうして文句たらたらの癖にアニメのツンデレテンプレ美少女みたいな「アンタみたいなのが好きなのは私だけなんだからね!」みたいなセリフを吐くくらいに未練タラタラでホント何なんだお前は。厭になる。多分明日も変わらずズリネタに使うだろうし、またskebも頼んじゃうだろうし、個人勢になったらえっちなASMRしてくんねぇかなぁと幻想を抱いて眠るのである。

さっさとマチアプ入れろカス。

 

 

 

 

 

IDOLY PRIDE×八景島シーパラダイスコラボ[1日目・2日目] 感想

お久しぶりです。堅魚です。

 

なんと、行って来ました。

IDOLY PRIDE×横浜・八景島シーパラダイス コラボイベント

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細部まで力の入ったコラボで、本当にオタクパラダイスって感じでした……

見てくださいよ。このコラボ公式HPの紹介文。

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IDOLY PRIDE×横浜・八景島シーパラダイス コラボイベント | 横浜・八景島シーパラダイス - YOKOHAMA HAKKEIJIMA SEA PARADISE

 

これだけでももう力の入りっぷりに期待膨らむ……!

 

以下、帰りに殴り書いたかつオタクの個人的な発狂が多いので注意。

 

一日目

 

移動もあり1日目は6時あたりに着弾。

主要なアトラクションの終了時刻が6時辺りなのもあって、家族連れやカップルが帰っていくのと入れ違い。

 

そして、シーパラダイスからオタクパラダイスになっていく

 

八景島に入島して一番最初に目に付いたのはメリーゴーランドでした。

時間も時間なので、遊具に乗ってる人もおらず無人のメリーゴーランド。 琴乃とさくらの等身大パネルが並んでいて、無人できらきら回りながら“song for you”のオルゴールバージョンが流れていて、その光景が何とも言えないくらい寂しげで泣きそうになってしまった。

 

ワンデーパスを貰って(もう時間的にどこも入れない)、プロマイドをゲット。

集合場所に向かうと

めっちゃ!ひとが!いっぱいいる!

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(これは急いで怜ちゃん撮ろうと思ったらオタクまで撮れちゃった写真)

 

自分のインターネット観測範囲の狭さをひしひしと感じる。

2日目自分が目視で確認できた範囲でも1000番くらいまで並んでいたし、やはりアイドリープライドって大人気コンテンツなのか?

そして、なによりファン層が全体的に若い……

俺より若そうな人が多い事に結構ショックを受けるけど、フレッシュで風通しいいなぁとも思う。

あと前も感じたけどカップルも多い。ライブってどこもこんな感じなのかな?

 

物理おまかせ編成という名の、長い列整理を経て入場。

開演前の川咲さくらのナレーションがとってもかわいい。遙子ちゃん直伝の盛り上げ方らしい。

いや、さくらに「まだまだこんなものじゃないですよね?(拍手の大きさ)」って小悪魔仕草されるのすごく嬉しいが……

あと結構、音量がでかい。 周りのオタクも「ビクッッッッ!?」ってなってた。

イルカショー用の音響機材使ってるからなのか、全体的にはちゃめちゃに音がデカい。 (ぶっちゃけこんだけ距離近いなら、マイク使わなくても聴こえるでしょと思うくらいには近いのだが)

 

お馴染みのサニピ楽曲のBGMを聴きながら待っていると、舞台裾からサニピメンバーが飼育員姿で登場。

いつものサニピ衣装じゃなくてびっくり。

その長靴っぽい奴、踊りづらくない??

えっ、もしかして今日ライブやらないのと困惑……

そして何より、生knnさん、いや距離が近い。 

つか全体的に女性声優との距離が近ぇ!?

視力死んでる(眼鏡外したら0.01あるかないか)自分でも顔がはっきり見える距離感。

やばい

 

雫 遙子ちゃ さくら 怜 千紗

の並びで朗読劇スタート。

 

ラジオ組が司会で始まる(「コンまる〜」って司会二人が言った時、間に挟まれてた萌子さんが頭で🙆‍♀️やってるの萌えだった) も、大体は遙子ちゃんがほぼ司会回してたのサニピって感じでウケた。

 

前の生放送(八景島コラボ発表された回)の“ハッケイさん”ネタがいきなり登場。

【8/10 21:00〜】IDOLY PRIDE 生放送〜ゲーム特大情報公開〜 ■出演:赤崎こころ役/豊崎愛生、長瀬琴乃役/橘美來、一ノ瀬怜役/結城萌子【アイプラ】 - YouTube

 

しかも怜ちゃんのこころのモノマネがめちゃくちゃに上手い。声すごい合ってる!

いや、これはあまりにも萌萌萌子さん……

 

まずはメンバーの好きな魚は何という話題に。

怜ちゃんはブリが好き。

生「オトク! オトク!イマダケオトク」が聴けるとは……

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遙子ちゃんが「水族館のブリじゃないからね」って申し訳なさそうに補足してたのがウケた。

ここの下り、高尾さんは「久しブリ!(台本にないアドリブ」ってかましてたり、萌子さんは「台本見た時ミスプリかと思いました」 って言ってて一日目の一番の見所だったと思う。

 

【公式】横浜・八景島シーパラダイス アニメ/ゲーム部 on Twitter: "これは「ドルフィン ファンタジー」にいるブリ😌 https://t.co/M3r0SVI6ND" / Twitter

ノリ良すぎるシーパラ公式さん

 

魚が好きでオタク早口になってる雫。

水族館1日目も2日目もちゃんと回れなかったけど、またいつか魚を見に行きたいな……

中の人の私物で白のヘアアクセ合わせをしてて(怜ちゃんは白のベレー帽)、雫だけ自カラーが出ていて可愛かった。

 

さくらの番では、「数回しか水族館行ったことない」という重い話が。

遙子ちゃんの番も、麻奈と一緒にシーパラで握手会したのに、並んでくれたのは牧野君と麻奈だけという過去話に。遙子ちゃんの話の後全員で「見てるか、麻奈」ポーズになっていた。

遙子ちゃんのスタンプラリーもなんだけど、結構ストーリーに踏み込んできてびっくりしましたね。ありがたいね。

 

イルカパート🐬

 

ここで、イルカ!?????

芸事の世界に必要な三種の神器。一つ、知識。二つ、立ち居振る舞い。三つ、イルカさんの飼育。

声優として業界を渡っていくためにはイルカさんの飼育くらい出来なきゃいけないのかもしれない……

 

みゅーみゅー鳴いてるイルカさん達。

声が滅茶苦茶可愛い(後で菅野さんに「イルカさんも声優になれそう」って言ってて笑った)

5人の合図で歌ったり回ったりジャンプしたり、マジで凄い……!

 

一番の目玉は「IDOLY PRIDE feat.イルカさん」(菅野さんが司会進行してる途中でポロっとネタバレしちゃったのが面白かった)

すご過ぎだろ!!!!

今日一番感動したまである……

いやスコアラー:イルカさん(コアファン率100%)だった。女性声優見に来たオタク、まんまと全員イルカさんのファンになって帰ってきたまである。

 

イルカってあんなフィギュアスケーターみたいにぐるぐる回りながら空飛べるんだ。

しかも速い速い。車くらい速い。そのスピードのまま、息ぴったりで跳ねて跳ねて輪っかくぐりとかまで成功するの、マジでパフォーマーとして凄かった。

いや〜マジでびっくりした。

本当にただライブして終わりだと思っていたので、八景島シーパラダイスの場所の強みを活かしてイルカさんとライブして、しかも観客がイルカさん達が好きになって帰れたのマジで最高のコラボイベントかもしれない。

自分自身あまり水族館に来たことなかったので、初めての生のイルカショーをこんなに近くで見れて本当に良い体験だった。

 

マジでアイプラ君、ゲーム内八景島コラボやった方がいいですよ。水族館ステージでイルカさんの3Dモデル作った方がいいです。次のアンケに書くか……

 

 

ライブパート

 

やはり里帰りライブということで一曲目はサニーピースの原点とも言える「SUNNY PEACE HARMONEY」

バックでイルカさんめっちゃ泳いでる。

靴がやっぱり長靴なので移動はやはり少なめ。 代わりに歌唱の合間にアドリブで、視線よこしてくれたり、踊り崩して手振ったりしてくれる。

 

 二曲目はそう、夏といえばの「サマーホリデイ」

まさか2回も現地で浴びれるとは(嬉しい!!!)

やっぱり個別パート→「それは夏のせい♪」の掛け合いが最高すぎる。

自分は声出すの苦手なちいかわみたいなオタクなので、拍手とペンライトで応援するライブが性に合ってて嬉しいんだけど、流石に声出した過ぎるこれは。

 

Cパート、高尾さんのアドリブが光る。 確か「シーパラ楽しんでイルカ〜!」 だったような。もう記憶がない。 「たのシーパラ〜!」だったかも。

アドリブブッこんでくる胆力が凄い。

 

目の前で滅茶苦茶踊ってるオタクが居たので、思わず笑っちゃった佐々木さん。

つか、本当に距離近い(n回目)

『目線合ったな(オタク特有の妄言)』というより、『目線合わざるを得ない』って感じ。最前だと更に。

 

首藤さんもイルカパートの前で、いっぱいお客さんに手振っててお辞儀素で忘れてたり、わちゃわちゃトークパートでイルカに夢中になってたり。

自分の中での、「手相見る人」感が補強された(コンまる第49回を聴こう!)

 

閉幕即「サヨナラから始まる物語」をBGMで流すの説得力が強すぎる!!!

アンコール無しの空気にも納得……!

IDOLY PRIDE、ライブの〆曲が強すぎるコンテンツ……!!!

メンバーの挨拶で〆。

実は年パス持ち菅野さん。感極まって泣いてたね。 今週のコンまる(第76回)もだけど、涙脆くてこっちも……

高尾さんの「来年の夏もみんなでこのシーパラにイルカ〜!」 でもう泣いたらいいのか笑ったらいいのか感情がバグってた。

 

“SUNNY PEACE for You and Me!”のフルが流れる中、奥の扉から退場。

 いや、SPfYaMマジで早くフルサイズ配信出してくれ〜!

帰り道、イルカさんたちが「ばいば〜い👋」って言わんばかりに陸に乗り上げて、胸びれぴちぴちしてたのマジで可愛かった。

SPfYaMをめっちゃ口ずさんでるのがマイク越しに聴こえてくる。

最後に扉の向こうから5人の「サニーっピース!☀️✌️」の掛け声で終了。

いや……マジでいい〆だった。

いやまたサニピのライブ行きたいな……

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ニ日目

 

前日よりは回れたのでいくつかお写真 も添えて。

午前中は暑くてバテてていたが、 午後からはオーバースケジュールで展望台登ったり、

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マスク飛んでコンビニに買いに行く為にタケミヤ寄ったり、

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結局主要な聖地全部回ってしまった。

 

スタンプラリーもとっても楽しかった。

写真をいくつかペタリ。

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これはキッズコーナーの入り口で待ち構える成人女性

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イブナギッッッッッ!

 

スタンプラリー完走特典のゲーム内限定フォトのシリアルコード入力先がよく分かんなかったんですが、サントリーのお疲れ様電話のサイトで交換できて笑った。

 

補足

マネージャーポータルサイトでシリアル入れる所あるみたいです!

 

 

開演前アナウンスからちょっぴり噛む萌乃。

成宮コール強要とかも面白かった。

BGMで流れた“Fight oh!MIRAI oh!”のクラップで一体感。

ファイオー、10人ちゃんと見せ場あってライブでやったらブチ上がるしマジでいい曲だよな……とうずうず。

 

昨日より音量の塩梅よくて、列整備も早かった。

席は昨日より前の席に座れた。 「昨日の並び的に夏目ここなさんこっちに来るかな〜」とメタ読みして舞台上手側の前寄り4.5列目の席を確保。ラッキー。

 

ただ実際の並びは、

沙季→渚→琴乃→すず→芽衣

だったので真逆だったのだが……そんなことより

 

いや近いが!??????

えっ、仰角30°くらいでめちゃ目線合いやすくない??

つか、恥ずかしくて目線逸らしても目線合っちゃいますが!???

残念ながら2日目の記憶、マジでずっと日向もかさんばかり見ていたからそれ以外の記憶がほぼない。

 

いや、本当に近くて、🙆‍♀️ってやるともかたむも🙆‍♀️って返してくれるし、 定期的に指ビシって指してくれるし、 最前オタクがハートマーク作ると、ハートマーク作ってらぶずっきゅんしてくれるし……

いやオタクに優しすぎか????人の夢は終わらないのか??????

もうね……ずっとペンライトの色を赤にして楽しく振ってた。

こんなレスポンス気持ち良く返って来たら誰だって好きになっちゃうだろ………………………

 

朗読劇パート

 

すずの「ぶりっぶりっ」や琴乃の「八景さん」ネタがちゃんと回収されていて面白かった。

一番面白かったのは沙季の「スタンプラリー怪人」っぷり。一人で早口スタンプラリー語りしてるのマジで凄かった。 

あとSticker

 

演者さん全員アクセサリを白で統一してて、沙季と芽衣ポニテが白が鮮やかでとても可愛かった。

夏目ここなさんの渚リボンヘアアクセがね、本当に可愛かった。

くっ、真前で見たかった。

 

3期生-ミュージックレインSTAFF on Twitter: "『こんばんは🍀 #シーパラ さんコラボ最高でした🫶イルカさん凄かった🐬迫力満点でしたね😳楽しすぎてうるうるしました🥲︎💕︎ ちなみに今日は渚ちゃんと同じ位置にリボンをしてみたよっ🎀本当に今日はありがとうございました✨』 #夏目ここな #アイプラ #月のテンペスト #月スト https://t.co/5LMKGjtbO5" / Twitter

 

衣装見せるためにぐるぐる回ってくれる時、5人とも全然息あってなくて笑った。

あとトークの合間で宮沢小春さんが童女みたいにイルカに釘付けなのが良かった。

 

イルカパート

 

5人が移動中、チンアナゴのぬいぐるみ振ってるオタクがしっかり反応されてた。

いや本当にオタクが見えてるのと同じくらい、声優さんからもしっかり見られてるな……

階段登る時、「あなたが一番気をつけなさい!」みたいに怒られていたのがあまりに芽衣すず過ぎて笑った。

生のもかたむめっちゃ動く。躍動感。

 

流れは昨日と概ね同じ。 宮沢小春さんがイルカさんの名前を尋ねると、 イルカさんの一人が日向もかさんの愛犬と同じ名前のピース君と発覚。

めっちゃ飛び跳ねて大興奮もかたむ。眼福。

前日より冷静に見れたので舞台上の大画面で水中カメラ映像が流れていた事に今頃気付く。

曲ラストのIDOLY PRIDE(小声)のタイミングで一斉に飛ぶの、滅茶苦茶綺麗に仕上がっててビビった。

二日目もやっぱりイルカさんがすごすぎる。 イルカさんマジで偉いんだよな。 二日間とも会えて良かった。

オタクは女性声優の身振り手振り見て興奮してIQ3になって各自バラバラにパフォーマンスしてるのに、 イルカさんは指示通りきっちりパフォーマンスしていて偉いな……

 

元の場所に戻ってくる時、センターの橘さんが隙あらば両サイドに手振ってくれて、しかも体全体でぴょんぴょんって大の字で飛んでくれるんですよ。 姉…………………?(突如脳内に溢れ出す存在しない記憶)(いやでも昔よく遊んでた友達の姉にそっくりなんだよな橘さん)

後方席オタクに向けてもめっちゃ手振ってくれるの、本当に、ファンサが手厚過ぎる。オタク泣く。

シーパラ以上に距離近いイベントこの先ないかもしれんなと思うと、ワンデーパス付きで9000円とかマジで破格な気がする。

 

ライブパート

 

一曲目「月下儚美」

前日同様移動は少なめ。でもダンスのキメ所とか以外はめっちゃ笑顔で手振ってくれるメンバーの皆さん。

もかたむめっちゃ手振ってくれる……………

いや宮沢小春さんの声量ヤバすぎだろ。朗読劇のスタンプラリー怪人との温度差でマジで風邪引く。今回のイベント沙季が濃過ぎる。

月下儚美のペンライト、サビどう振ったらいいのかあんま分からないなぁってノリで振ってるところがある。でも楽しい。

あと月下儚美、自分の体まさぐる感じの振り付けなんかえっちだよなって見るたび思ってる。

 

二曲目「恋と花火」

恋と花火、ゲームの撮影見ても分かる通りかなりフォーメーション移動多い曲なんだけど、それは全部控えめに。 でも本来フォーメーション移動する間にめっちゃ手振ってくれるから大満足。ファンサが手厚すぎる……

 

ラスサビ入る前の琴乃ソロの「♪輝きに誓う」で、琴乃の真後ろでイルカさんピンと逆立ちしてたのタイミング合いすぎて震えた。 今回のステージ、マジで素敵。

そしていやマジで宮沢小春さんの歌唱力が(2回目)

月ストのCD音源、マジで撮り直した方がいいのでは……? 月ストの現地は本当に声量バグってる(綺麗なまま声伸びている)ので、ここまで読んでくれているオタクは是非一回は現地浴びてほしい。

 

そしてあっという間にお別れの時間……

お別れの挨拶で一番面白かったのは日向もかさんがリハの時、ずっとイルカ見ててスタッフさんに「日向さん話聞いて下さい」って怒られた話。

 

もうマジで幸せな時間だったのと、マスクキツいのとで過呼吸気味になってたんだけど、 写真撮影の後に夏目ここなさんと相川奏多さんがボロボロ泣いちゃってるの見て、オタクまでボロボロに泣いてしまった。

両日マーーーージで良かった。

来週予定入ってなかったら口座顧みず三期生イベント行ってたもん。

本当に良い思い出になった。

 

【公式】横浜・八景島シーパラダイス アニメ/ゲーム部 on Twitter: "煌めきの中へ #シーパラ #八景島 #アイプラ #長瀬琴乃 #川咲さくら https://t.co/CUebrFmCP5 https://t.co/r1Z1RWlegT" / Twitter

来年もやってくれたら、絶対行きたいなぁ。

LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “約束” 夜の部レポ

皆さん、お久しぶりです。

堅魚です。

 

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行きました。

『LAWSON presents IDOLY PRIDE VENUS STAGE 2022 “約束” 夜の部』に。

 

人生初の現地ライブ参戦、本当に本っ当に良かったです。楽しかった。

ここから先は感極まったオタクが走馬灯振り返りながら叫び散らかすレポです。

前半とか当日の帰りの電車で書き殴っているので(一応直したけど何かもう変!)、読みにくきことこの上ないと思いますがそれでもよければお付き合いください。

 

 

1曲目「EVERYDAY!SUNNYDAY!」

 

加減しろ!!!!!!!!!!

 

「エブサニ、こんな序盤で……!?」って動揺する間も無くぶち込まれるエブサニで、会場を完全掌握するサニーピース。あまりにもあまりにも強すぎる。新BIG4も納得だぜ………………

曲がり角曲がった瞬間に鈍器で殴られるような衝撃。もはや辻斬り、いや辻ヒールか?

ステージ上の大画面では菅野真衣さんも超絶賛の「国宝級PV」が流れてくるのだから、もうほんっとうにずるい。

初手から号泣せざるを得ない……初手から……?

 

【MV】EVERYDAY! SUNNYDAY! / サニーピース 作詞:藤村鼓乃美、北川勝利 作曲・編曲:北川勝利【IDOLY PRIDE/アイプラ】 - YouTube

見ようね

 

ライブ始まる前は「初めてだな……一人だし緊張しちゃうな……ソワソワ」 してた僕も完全にライブに“ノ”せられてしまいましたね。

初心者故不慣れなサイリウム振りも、エブサニのサビ前手拍子ポイントで完全に“慣れて”しまった……(1,2,3, GO!)

いや、本当に一曲目の時点でもう本当に来て良かった……

 

2曲目 「サマーホリデイ」

 

だから加減しろ!!!!!!!!!!!!!!!!(優勝)

 

現地で絶対聴きたくて今回1番楽しみにしてきた曲なので、まぁもう言うことなし。

今回のMVPと言っても過言ではない(後にも控えている無数のMVP楽曲たち)(もう全曲MVP)

夏のライブでサマホリと恋と花火聴けたらもう悔いなし。

本当に異常気象で6月末からずーっと異常な暑さでうんざりするほど“夏”だったので。

 

ライブ会場限定というか、生演奏特有の“崩し”が入ったのが本当によかったです

特に遙子ちゃん。遙子ちゃんメインの曲だから「酒入ってんのか?」ってくらいハイテンションで、「そろそろみんなで乾杯しない?」とか本当にかわいかった……

 

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振り付けが可愛いのは勿論のこと、Cメロのキャラ同士が掛け合うのも爆盛り上がり。

菅野さんとか自分の出番でくるりと回ってて可愛かったです。

声出しライブに怯えを抱いていた僕もこの時ばかりは「マジで声出させてくれ〜!」となる(♪それは夏のせい〜)

 

余談ですが、結城萌子さんが余りにも美人/美声すぎて意識飛びそうになる。現地すごい……

席が一階席の後ろで結構舞台見えにくい位置だったんですが、各キャラソロパートがある曲で会場上の大画面ドアップで映るので本当に眼福でした。

 

〜一旦休憩&サニピ自己紹介パート〜

 

休憩。行く前に「気持ち悪くならないように」と晩飯抜いてきたことを本当に後悔。

消費カロリーがエグい+息つく暇がない。「ライブってこんなに体力使うんだ……」と本番当日に学ぶ。

自己紹介パートの演者さんのトークも楽しいし、自己紹介後にキャラの色でサイリウム振りたくなっちゃうので本当に息つく暇がない……

「水飲んで休も……」と腰を下ろそうとするも、生菅野さんの「川咲さくら完全復活(例のポーズ」とかぶち込まれてアガってしまうのでダメ。

 

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本番前のあんなこと(首藤さんのてちてちステップ)やこんなこと(首藤さんが歯磨きしながら水こぼす)とか色々聴けて良かったです。

あと高尾奏音さんのダジャレが現地でもキレッキレでしたね(寒いくらいから丁度いい)

サニピメンバー、前の生放送みたいにまた集まってほしいな……

 

3曲目「全力!絶対!!カウントダウン!!!」

 

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(ライブ行く時用にアイドリースクショ取っておいて良かった)

 

優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

(叫びたくても声出し禁止ライブなので叫べない)

 

振り付けが、振り付けが本当にいい。

ダンスの音ハメがハマり過ぎてて、視覚的にも楽しい。本当にアがる。

サビ前の列車みたいになるとこの振りとか、現地で演者さん踊ってるの見ると「すごい原作再現だ!」ってなる。

アイドリープライド(ゲーム)、デイリーの写真撮影で振り付け見慣れてるからライブでそういうとこチェックするの楽しい。

 

当初はサニーピース目当てで来た僕はもう大満足、本当にもうここで帰ってもいいってレベルでした。

ありがとうサニーピース。大好きだ。

次は絶対「SUNNY PEACE for You and Me!」聴きたい。

 

4曲目 「月下儚美」

 

だから加減して!!!!!!!!!!!!!(サニピからノータイムで月スト)

 

いや、マジで良すぎる。

サニピは毎回新曲出して最高を更新していく中、月ストの月下儚美一本で更に高みを目指して突き進む感じ。

王道バトル作品か?

いや、自分でカラオケ行って歌ってみるとよく分かるんですが、ユニット結成一発目で振り付けアリで歌う曲の難易度じゃないんですよね月下儚美。

だから、ライブが開催される度に前よりもっと強い“月下儚美”が更新されていくのを観れるのは気持ちいい……

 

完全に初手はサニピ目当てだったので、「ここらで腰を落ち着けようかしら」というタイミングで完全に急所貫かれましたね、。

目の前で売り切れになって目当てのサニピ買えなかったので、代わりに月ストのマフラータオル買ったんですが、今この瞬間めちゃくちゃに買って良かったと満足しました(なんて現金なヤツ)。

ありがとう、一生大事にします……(つか、普段使いするなら月ストカラーの方が便利かも?と気付く今日この頃)

 

月スト、以前のリスアニライブの時より遥かに仕上がってて震えた。

声量が、マジで、凄い!!!!

ダンスパフォーマンスも“一糸乱れぬ”という言葉がここまで当て嵌まることあるか?いやない。

橘さんが、マジで、マジで声量バケモン………

会場の奥の奥、ライビュ会場まで届けようって意志が伝わりました。

そしてセンターの立ち居振る舞いも、ダンスも凄い……(「自分の脚の写真集出したい人」から「美來てゃ……」に認識をアップデート)(脚の写真集出されたら今なら間違いなく買う)

パフォーマンスが本当に“仕上がって”いて、「月ストってやっぱパフォーマンスで理解らせに来る実力派ユニットだよな」という事を、視覚と聴覚の両方から速攻理解らされましたね。

 

あと超個人的な所感ですが、サニピが高音系楽曲なのもあって、月下儚美のズシンと響く低音が深く沁みました。

ハコの相性という奴……?

それはそれとして、月下儚美よりいい曲聴いたこと無し………

 

5曲目 「恋と花火」

 

いや加減しろって(「全力!絶対!!カウントダウン!!!」→「月下儚美」→「恋と花火」※ここまで休みなし)

 

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いや。本当に。大声で叫びたくなった。

 

サニピの「サマーホリデイ」と同じくらい夏楽曲の「恋と花火」を楽しみにしていたので、

もう、もうね。

最高だよね………

このセトリ考えた奴天才だろ……………褒めさせてくれ

 

リズムと振りの絡み合いが気持ちいい楽曲で、ユニット全体でステージ縦横無尽に動き回って掛け合うの視覚的にも楽しかった。

サビ前からの全員で集まった花火探す振りとか、スポットライトの使い方上手くて「現地映え!!!」となった。

 

というより、

というよりですね。

 

ラストの1回目の「恋と花火」って歌う渚のウィンク、見ました?見ました?

いや絶対こっち見てた!!!!!

え??????

 

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〜一旦休憩&月スト自己紹介パート〜

 

渚!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ウオー!渚ここ……見て!こっち!(ペンライトをユニットの青からピンクに切り替える)

 

からの

 

『──手を握っててくれますか?マネージャー』

 

は???????

 

いや、は?????????

 

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渚がいつの間にかマネージャーを狙う小悪魔キャラに固定されていた事に笑いつつ、今日イチバン視線と思考を持っていかれましたね(終演後のライブの感想で一番最初に頭に浮かんだのもここの話だったし)

 

いや、いや……夏目ここなさん、今日のMVPでは……………(みんなMVP)

最近追加された「君がのぞくレンズ」とかもそうなんですが、マジで音伸ばした時のビブラートのかかりに磨きがかかり過ぎててマジで聴き惚れるんですよね、夏目ここなさんの声……

 

(また余談なんですが、ライブ終わって財布1番緩いタイミングで渚水着2枚目出してくるの本当にズルくないですか?????)

 

あと生「メイダヨー」も元気で聴けて耳福でした……かわいいもかたむ

 

あとあと、もう一個余談なんですがライブ翌日の生放送で、

 

【7/3 20:00〜】IDOLY PRIDE 生放送■出演:長瀬琴乃役/橘美來、伊吹渚役/夏目ここな、一ノ瀬怜役/結城萌子【アイプラ】 - YouTube

 

“本当は琴乃に関するセリフを言うって琴乃役の橘さんに報告してたのに、土壇場でマネージャー向けのセリフに変えた”って裏話が聞けて本当に良かったです。

えっ、えっ?(NTRなの?えっ?)

 

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6曲目 「裏と表」

 

ここでサプライズ新曲?????????????????????、は??????は??????????????

 

マジで、ヤバかったです。

いや、“来るかもな”とは思っていたけど、どっちかっていうと「SUNNY PEACE for You and Me!」の方が現地アリそうと思っていたので、完全に油断してましたね。(昼の部でやったみたいですがセトリネタバレ避けてたので知らなかったです)

昼夜で初披露新曲用意してくれてるの本当ありがたいサプライズでしたね。

 

BIG4編でこれから月ストが立ち向かう困難を感じさせるような歌詞と曲調。

具体的には覚えてないんですが、先にBIG4入りしたサニピに追い付きたいという“憧憬”や、このままでは影のままだという“呪縛”を感じられる気迫がこもっていました。

あとサビがめちゃくちゃカッコいい……自分が好きなオシャレ感。

『なんちゃらかんちゃらkindness!(デデデンデデデンデンデデン」みたいな感じ。

いやもう一回聴きたい。頼む早く配信して〜!

 

あと「宮沢小春さん……」になる。

いや、歌声が良すぎる。和ロック沙季レベルの声の張り。本当に今回のライブでの瞬間最大センター風力が強すぎる………

会場のオタク完全にオちましたからね。あれ。

 

7曲目 「星の海の記憶(琴乃&莉央vei.)」

 

急に始まる「星の海の記憶」

画面に映されるアニメーションMV。

前の曲で血管ドクドクの心臓ドバドバで何かもう意識が安定しない。

 

【MV】星の海の記憶 / 長瀬麻奈 作詞・作曲・編曲:やしきん【IDOLY PRIDE/アイプラ】 - YouTube

 

「えっ、演者さん舞台にいないけどこれ録音音源な感じ?(正常に歌声すら聴けてない」

 

一瞬でサイリウムの色が、麻奈の担当カラーのピンクに切り替わる現場。判断が速い。

言葉を交わさなくても、皆想うことは同じなんだと少し心が熱くなった。

本当に綺麗なピンクの光の海だった。

今回来て一番見れて良かったモノだったと思う。

 

 

「いや『星の海の記憶』のMV本当にいいな〜」とほわほわと会場の空気に溶け込んでいると、

二番からモワモワと煙を立てながら、琴乃と莉央が登場。

 

「あっ!???えっ?戸松????????書いてなかったじゃん????」

 

唐突なサプライズゲスト。

脳が正常じゃなかったので「これ実は戸松の声が出る人型ロボットなんじゃねぇの?」と疑う。

しかしよく見ると。生きてる。動いている。紛れもなく本物。

 

「あ、いやこの歌い方と揺れてる感じ、本人だわ……」

 

完全に予想外の選曲で、しかも二番からのサプライズ登場でもうただただ聴き惚れるしかなかった。

 

 

物販ではちゃんと麻奈のマフラータオルが売られていて、

今度のワイヤレスイヤホンも麻奈のバージョンがしっかり用意されていて、

ゲームの方でもプレミアムガチャで新しい麻奈が実装されて、

ちゃんとキャラが生き続けていることが嬉しい。

そこにキャラへの愛を感じられることが嬉しい。

 

麻奈の影を追ってこのライブに来てしまった所が少なからずあったので、

何か、1番聴きたかった曲がちゃんと用意されていたことが嬉しかった。

心が晴れる想いだった。

 

8曲目 「Shock out, Dance!!(愛&こころver.)」

 

「星の海の記憶」後、リズノワのキャラの声だけの掛け合い。

莉央さんに発破をかけられ、こころと愛が登場。へ、本物?

 

は!????聞いてないが????

 

ビビるビビる何???

 

豊崎さんは周年生放送めちゃくちゃ出まくってて「いやライブ楽しみだね〜。二人とも頑張ってね〜」って涼しげな顔してたのに、このドチャクソカッコいいパフォーマンスは何??????

美菜子も何!?ま?マジ!?

 

こころと愛の二人でも“リズノワ”なんだってパフォーマンスで証明されたのはマジで最高の体験だった。

 

「Shock out, Dance!!」ってこんな現地生えする曲だったんだと再認識。

まさか来るとは思わずリズノワ履修せずに参加したので、終わった今一番鬼リピしてる。

 

あの二番サビ前のラップパート。振りもカチカチにリズムハマってて、声出して「最高ー!」と叫びたかった。

 

〜一旦休憩&リズノワ自己紹介パート〜

 

マジでトークが上手い……

場を盛り上げるの上手すぎだろ……

 

会場がピンクと緑で分かれて、モーセの海割りみたいになるの楽しかったっすね……

 

9曲目 「The Last Chance(愛&こころver.)」

 

星見プロ総出でハイスコアライブバトルやってんのか????

 

ゲームで何度も見ているから、ラスチャンの振りマジでカッコ良くて痺れるな……

何回も同じ事を言ってしまうが、4人のダンスじゃなくて、初期リズノワの莉央と葵みたいに二人体制で愛とこころがパフォーマンスするのが本当に良い。

 

いやこんなライブでしか出来ない美味しい展開をシークレットで隠しておくとはズルいぜ……

 

10曲目 「Aile to Yell」

 

だから息継ぎさせてって!!!!(The Last Chance→Aile to Yellの流れ最高過ぎだろ!)

 

マジで!休みが!無い!

ユニット間のバトンタッチ、本当に間髪入れずに次のユニットが曲始まる。

 

トリエルの衣装すごく良かった。髪型までしっかり。鈴村優とかもう、本当にリアル鈴村優って感じだった。

麻倉ももさんの目デッカくて、後ろの席で顔までは見えないけれど、麻倉ももさんだけは顔良く見えたな……

 

リズノワもそうだけど先輩方は盤石というか、ライブでの魅せ方を分かり過ぎてる。

サビの指差す振り付けとか、ビシッ!ビシッ!とキマっててマージでカッコいいんだよな。

 

〜休憩とトリエル自己紹介パート〜

 

トリエルがこうしてライブに出るのは2年ぶりらしい。はえ〜。

アイドリープライド実は2年半コンテンツなんだよな。かなりビビる(再放送アニメから入った人間)

「2年前のライブから行ってますよ〜」で手を挙げてる人がちらほらいたのがびっくりした。

 

11曲目 「réaliser」

 

「癒し枠でーす。ゆっくりしていってください」みたいなノリで始まったけど、

「浄化(手作業)」って感じでパフォーマンス圧倒されてゴリゴリに沸いた。

 

「réaliser」自体めちゃくちゃに盛り上がる曲とかでは無く、どちらかというと落ち着いた曲の筈なのに、楽しくて「うおお!」ってなったね。

不思議な体験だった。

 

12曲目 「IDOLY PRIDE」

 

アニメのOP映像完全再現じゃん!!!!!!(アニメ4周オタク)

 

ここから星見ちゃんたちのステージなので各自好きなアイドルの色のペンライトで、現場がカラフルになったのが後ろからだととっても綺麗だった(水色にした)。

 

IDOLY PRIDE(楽曲)、IDOLY PRIDE(アニメ)再放送周回する過程で何回も聴いてるのに全然飽きない。

現地で聴いてもっと好きになった。

 

ゲームの方でも写真撮る用に10人ライブ実装して欲しいなと思った。

 

13曲目 「Fight oh!MIRAI oh!」

 

もかたむ!!!!(♪攻めちゃうんだミライ Fight oh!!)

 

終わりの曲でーすって言われて周りのオタクがペンライト二つ使って×作ってる中、日向もかさんが「でもライブって、終わるから楽しいんだよね〜!」っておっしゃってたのが本当に記憶に残ってる。

 

本当にその通りなんだよな。

楽しいユメにばかり浸っていたら、ユメの方が現実になってきっと辛くなってしまう。

今という一瞬だけの輝きだから、一生残る思い出になるんだと思う。

 

次のライブがまた当たり前のように開催されるかも分からないし、

自分だってそんな余裕があるかも分からない。

ライブ申し込んでから急遽予定入っちゃって、観光するつもりが朝5時起きで新幹線乗ることになって大変だったけど、地を這う想いでここまで辿り着くことができて本当に良かったと思う。

 

終わることに自覚的なアイドリープライドだから刺さる言葉だったなと、ブチ上がる事間違いなしの曲披露を目の前にしみじみと考えてしまった。

 

前置き長くなったけど、それはそれとしてめっっっちゃ楽しい!!!!

アンコール控えてるとしても、もうここで全部終わってもいいくらい名曲。

サビのワイパーみたいに腕を横に振る奴、オタクもペンライト横に振るの楽しかったです。今頃になって俺結構横ノリ派かもしれないと気付く。

 

振り全般、「俺に踊れる運動神経があ」ば……」ってなるくらいめっちゃ楽しそう。

中でもCパートのすずラップ。めっちゃ楽しそう。いや、演者さんが楽しそうだとこっちも楽しいのです。

 

ラスサビ前の千紗→遙子ちゃんのパスがマジで大好きなんですが、

全体の振りも二人の方向いて指差しで盛り上げる感じなのよかったです。

 

14曲目 「それを人は“青春”と呼んだ(アンコール)」

 

ここで!??予想外!???

発売したの三日前とか四日前ですよね!?

 

菅野さん並ぶと本当に小さくて可愛らしくて、でもめっちゃぴょんぴょんしてるから存在感ははっきりしてる、

眼は悪いけど「目の前に居る!」ってなった。

 

橘さんはマジで声量バケモンで、今回一番歌ってる(7曲目)のに、まだそんなに声出んの????ってマジでびっくりした。

四人の中で一番声デカかった。

 

前回のライブのラストで「リーダー四人楽曲制作決定!」って告知されて、次のライブではもう披露されてるの、供給のテンポ良くて本当にいいな。

 

15曲目 「サヨナラから始まる物語(アンコール)

 

この世で一番完璧なアンコールすぎるだろ。

これ流されたらもう素直に帰るだろ。

いや、アニメ最終回よぎって泣く……泣くになった。

 

アイドリープライド、「サヨナラから始まる物語」と「Pray for you」の二つを〆の楽曲で持ってるの強すぎる。

マジで楽曲クソ強コンテンツ。これには楽曲派千紗も大号泣。

本当にオーイシいい曲作るんだよな。

 

サヨ始の振り、2回か、3回くらいジャンプするポイントがあるんですが、こんなにパフォーマンスした後でも演者さんめっちゃ跳ねててまだまだ元気なのが良かったです。

これが若さかってなっちゃったもんね(いや俺もそんなに変わらないが??)

でも本当にファン層もやっぱりラジオ聴いた感じとか、現地の顔ぶれとかも若い人多いなって感じて、

まだまだ始まったばかりで、しがらみとかあんまりなくて気持ちいい現場だったなと思う。

いや本当に、楽しかったな……

 

 

総括

次のライブはデュエットがみたいですね

どうしよう衣装完全再現でココロdistanceキたら(流石にノーパンはサヨ始以上に布でナーフしてくれ)

アニバーサリーユニットもあるみたいですし、またイベントとかで越境ユニットとか増えそうですね。

個人的にはことなぎデュエットが見たいです(完全に今回のライブで渚に堕ちた顔)

あと、出てくれるか分からないけど生スリクス見て〜の気持ちもあります。

 

ここまで根気強く読んでくださりありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きたない君がいちばんかわいい5巻

久しぶりです、堅魚です。

「きたない君がいちばんかわいい」最終巻の5巻が百合デッキの切り札になるレベルで良かったので簡単に備忘録です。

ネタバレは配慮しないので、読んでから出直して来てください。後悔はさせないので。

 

本作きたかわは、百合と分類するにはあまりに異色な作品でしょう。

序盤は“女の子2人が放課後に倒錯した異常なプレイを楽しむ”という型が固まっており、この時点でインモラルな百合作品として充分に面白いです。

百合姫にあまり詳しくないのですが乳首も出てきますし、他にも虫食や嘔吐も出てきます。無法地帯?

さらにこの1〜2巻範囲の一連の特殊プレイを題材としたASMRまで作られています。

 

【特殊性癖ASMR】きたない君がいちばんかわいい [コミック百合姫] | DLsite 同人 - R18

 

「収録シチュエーション」の欄の、「過食嘔吐/首絞め失禁/赤ちゃんプレイ/強制昆虫食/相互耳かきプレイ」の文字の並びの圧の強さに圧倒されます。

 

(※アニメ化出来るのであれば勿論して欲しいですが、乳首が出てしまいますし厳しいかなと思っていたので、ASMRボイスドラマという形でメディア展開されたのは個人的に嬉しいです。今後“ちょっとセンシティブでアニメ化は厳しいかも”という作品がASMRボイスドラマを出す流れが増えていくと嬉しいですね。ASMR大好きオタクとしては)

 

 

「きたない君がいちばんかわいい」の“きたない”には、文字通り吐瀉物や排泄物などの汚物に向けた“汚い”の意味の他に、惨めなモノを見下すような哀れみのニュアンスも含まれていると考えられます。

瀬崎愛吏から花邑ひなこに向けられていたタイトルが、3〜4巻から瀬崎愛吏の失墜を機に矢印がひっくり返ります。

 


カーストに所属し何不自由なく己の性欲とエゴを満たしてきた瀬崎愛吏も、花邑ひなこに嫉妬する松下好美に行為を盗撮され、いじめ動画としてばら撒かれ次第にクラスにも居場所なくなり不登校へと堕ちていきます。

 

少しずつ逃げ場がなくなり追い詰められ、悪手ばかり打ってしまう瀬崎愛吏の転落過程の丁寧さは重厚な読み応えがあります。

 

瀬崎愛吏が派手に失墜していく様を見ることで満たされるシャーデンフロイデと、先生の絵柄の圧倒的可愛さで、展開が重くても後味は全く悪く感じませんでした。

 

 

前振りが長くなってしまいましたが、行き詰まって絶望まっしぐらのこの状況で、“される”側だった花邑ひなこが逆に“される”側に回った瀬崎愛吏のかわいさに冒されかつての愛吏のように倒錯的な愛を拗らせたり、そこから更に悪ノリしたステーションバー怪人宮園一叶まで隠しカメラを引っ提げて乱入してきたり、全く予想も付かなくなる混沌(カオス)がきたかわ5巻です。

最終巻なのにこのドタバタっぷり。マジ?(リアタイで百合姫読んでいたら絶対毎月楽しかったと思います)

 

宮園一叶は他人の人生を娯楽として消費し勝手に感動してくる面倒な人種、いわゆる“ステーションバー怪人”に近い存在ですがあくまで小物です。

 

先にカメラを仕掛けた方が勝ちの陰湿ストーキングバトルで花邑ひなこに敗北し、代わりとなるおもちゃを見つけたらそのまま舞台から降りていきます。

 

愛吏を拒絶した陽キャグループも一叶が抜けて完全に瓦解し楽しくない居場所に変化しているので、兵藤悠子と松下好美の2人が幸せになれるとは考えられませんし、宮園一叶にもそれ相応の罪の精算が待っているのかも。

サブキャラ周りのアフターは番外編か何かで読んでみたいですね。かなり気になります。

 

ひなこの狙い通り一叶の悪意に触発された愛吏はひなこへの依存を一層強め逃避行を決断します。愛の逃避行と呼ぶには無様でみっともない逃避を。

女子高生二人のホテル暮らし、貯金の限界、上手くいくはずもなく……

県外のホテルで日がな寝てるかセックスしてるかの二択で同級生に生活費やりくりさせている不登校引きこもりの瀬崎愛吏、何もかもが最悪すぎて寧ろ清々しさすら感じます。

ご飯を小動物みたいにもぐもぐ食べている描写、ひなこに乳首責められてる時の嬉しそうな表情、寝てる時の安らかな顔。三大欲求に忠実な赤ちゃんまで退行している節すらある……

 

この状況を必死に維持しようと身分を偽りバイトで稼ごうとするひなこ。

ひなこさえ側にいればそれでいいと自分の事しか考えられなくなり、トラウマや警察の目もあって一日中ホテルに居ても何もすることがなく寝ることにすら飽きていく愛吏。

愛吏の精神失調と孤独はどんどん加速し二人の感情は不穏な音を立てながらすれ違っていきます。

遂には「ひなこが自分の側にいてくれないのなら。捨てられる前に。」と夜中に海に出て無理心中を図ります。

 

(完全に余談なので読み飛ばしてもらって良いのですが、自殺で検索しても本当にロクな情報出てこないですよね。

そんな手間のかかった事出来る精神的余裕ないんだよってキレそうになる気持ちも、かと言って痛いのは嫌だなってなって飛び降りを敬遠して「痛くない 死に方」で検索してしまうのも……既視感がある)

 

夜の海での無理心中も未遂に終わり、苦労して採用されたバイトも無断欠勤することになったひなこ。狂ったふりを続けるのも正常でい続けることにも次第に疲れていきます。この溜息の吹き出しで隠された表情の深刻さ。無理もない。

 

実家からの資金援助も望めず、そのやり取りを勝手に覗いた愛吏に理不尽に怒られスマホを破壊されてしまいます。

 

いつものように体を重ねる過程で、「永遠になろう」と提案する愛吏。ひなこの手はするりと愛吏の首に伸びていきます。

愛する人の首を絞めながら、憎しみと愛情が混ざり体液でぐちゃぐちゃになったひなこの表情は、愛吏が一番求めていた表情だったことでしょう。

事を終え、茫然とした状態のひなこは愛吏を背負い「永遠」になろうと雪の降る街へと歩き出すのでした。

 

「たかが高校生2人で全部投げ出して逃避行したところでこんなオチしか待っていないよ」という皮肉もあり、「それでも壊れきった二人が無事に終わりを迎えた事が美しい」とも読み取れる最後でした。

「雪の日にわざわざ出かけてそのまま二人とも凍死」なんて、泣きゲー等でトゥルーエンドに入る前のバッドエンドにありがちな展開なのに、この二人にはトゥルーエンドなどないのでこのままここで終わりなのが惨めで、だからこそ美しく見えます。

 

結局愛吏もひなこも、「自分の手で壊してきたなくなっていく」姿をなにより“かわいい”と感じる同じ人種で、それが二人の“好き”を確かめる方法だったのでしょう。

自分の欲望をひなこに全部ぶち撒けてしまった愛吏も、それに耐え続けてしまえたひなこも、二人の相性が良かったからこんな取り返しがつかなくなるまで歪になっても関係が続いてしまった。

 

(放課後の学校でヤってる時点で普通にバレると思いますが)花邑ひなこが手遅れになって舞台から降りたifも、拗らせなかったひなこが献身的に愛吏を立ち直らせたifもあったかもしれません。

しかし二人を取り巻く第三者達や世界は二人だけのユートピアを築く事を許さず、こんな汚い終わりを導いたというのはやっぱり面白い。

 

 

作中で愛吏が語る“永遠”は「二人とも無事に死ねて当事者同士が永遠なんだと思うことが出来たら」という死への希望であって、どっちかが生き残ったら今まで以上の生き地獄が待ち受けているのかと思うと少し興奮してしまいます。

二人とも生き残っても面白いですね。

アフターがあるなら見たいところではありますが、読者の解釈に委ねた終わり方もあの物語から突き離されたような衝撃的な最終ページもかなりお気に入りです。

(電子版だと最終ページからクッション無しで余韻ぶち壊しの表紙裏ほんわか4コマが出てきたのが本当に面白かったです。

なんで今回に限ってあとがきないんですか……先生?)

(あと“何も返せなくてごめんなさい”ではないが???)

 

 

 話は変わるのですが、百合作品のキモは「関係性」だと思っていて、単行本の表紙はメインとなる二人の関係性がフィーチャリングされる事が多いと自分は考えています。

百合作品の表紙の中でも「やがて君になる」の1巻→8巻の対比は帯の文まで含めて最高傑作だと思っていますし、表紙だけで起承転結が物語れている点を何より美しく感じています。

 

きたかわも表紙イラストの物語性が完成されている作品だと思っています。

1巻

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2巻3巻を経て4巻。

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立ち位置が逆転するのがいい…………あと裏表紙の治安の悪さ。

 

5巻も通常版と限定版で表紙がガッツリ変わります(ポケモンのブラック/ホワイトみたいに)

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こちらに解釈を委ねてのこの大胆な変化はゾクゾクしてしまいます。

 

後乗りではありましたがとっても楽しい体験でした。

薦めてくれたフォロワーに感謝を。

 

日記[2022/3/28]

ごきげんよう、堅魚です。

 

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私が愛用しているdアニメストアで、京都アニメーションの劇場版作品の配信が3月末で終わるとの事なので、アニメ版しか視聴していなかった「劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE-」の過去篇/未来篇の両方を視聴した。

過去篇はアニメ版の劇場総集編にあたり、未来篇は完全新作となっていた。

 

触れる前にあらかじめ断っておく。

今回あえて日記の形式でブログにしたのは、「作品感想」と題して語れる程作品の記憶が残っていなかったからだ。

そしてこの「好きな作品なのに記憶が残っていなかった」事象について触れたいと考えた。

 

 

リアタイ当時の私には「セカイ系」という概念がなかったので、今回改めて視聴すると物語の大枠はっきり捉えられて以前より飲み込みやすく感じた。

が、総集編を見た上でも固有名詞が思い出せなくてイマイチ話についていけず、懐かしいどころか「中学時代そこそこに仲が良かった筈の友人と成人式で会ったら別人だった」くらいのキャラとの心の隔たりを感じてしまった。

「こんな事ならあの時高い金出して遠征してでも映画観に行くべきだったな〜」とかなり後悔した。

しかし2015年当時は今程アニメ映画を配給する映画館は少なかったし、自分にはお金も自由もなかった。

京アニは地道に劇場アニメ文化を築こうとしていた印象があるが、世間一般にアニメ映画が受け入れられるようになったのは2016年公開の「君の名は」以降という印象がある。

現時点での最新作の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、全国的に上映されていたし何なら地上波ゴールデンの金曜ロードショーで2週に渡って放送されたと言うのだから驚きだ。

やはり時代の変化は大きいのだと思う。

(て言うか、境界の彼方が2013年冬アニメって来年でもう「10年前のアニメ」の仲間入りなんだ。そんな前だっけ!?)

 

 

造詣に関しては、オタクの好きな要素と言うと主語がデカく雑語りが過ぎるが、各キャラの属性やデザインはいつ見ても色褪せないようなツボを押さえている。

萌え袖カーディガンに黒タイツと制服の魅力を拡張しつつ、ゆるふわボブカットにトレードマークとも言える赤縁メガネがよく似合う女の子。メインヒロインの栗山未来は無二のキャラデザインと言える。

 

戦闘アクションも美麗で、独特の微細な色使いがダークファンタジーな世界観を補強している。

血で凝固させた剣、マフラー、呪符、結界……etc. アニメで動かしたら映えるモノしかない。

劇場版という事もあって、総集編も戦闘シーンにはしっかり尺が割かれていたし、新編もド派手で見応えのあるアクションの連続で後半は息つく間もなく圧倒された。

物語の終わりにふさわしい理不尽チート能力設定を持ったラスボスが、思いの外あっさりと処理されてしまうのは勿体無く感じたがそこら辺は劇場版ならではなのかもしれない。

 

 

また、今回の映画はどこまでアニオリなのか気になった。

原作に触れていないので、ライブ回で印象的な6話がアニオリでそもそも愛ちゃん自体がアニオリキャラだという又聞き程度の知識しかない。

 

後から原作ファンから聞いた話だが、同じ「京都アニメーション大賞」小説部門からアニメ化した「中二病でも恋がしたい!」は、大幅なストーリー改編が入っているらしい。

ファンの方からは度々「どうにかして原作入手して読んでくれ」と懇願されるが、Amazonは品切れだし古本屋を回っても4巻だけ置いてあったりで、今では入手難易度がなかなか高いのが現実である。

 

今更ではあるんだが、自社レーベルで作品募ってアニメ化に際しては自分達のやりたいようにアレンジってなかなかいい性格してるなと感じた。

作家的には「あの京アニでアニメ化」ってデカいリターンがあるのでウィンウィンかもしれないが。

 

 

2018年公開の「映画 中二病でも恋がしたい Take On Me」の時にも作品の面白さとは別にうっすらと感じた、美化した思い出の中のあの熱量には到底及ばないし、あの頃には還ることは出来ないと言う小さな絶望はこのままオタクを続ける限り常に付き纏ってくるのだろう。

アニメ二期から四年後の完全新作劇場版という事で友達と四年前や八年前を懐かしみながら観に行ったが、あの時観に行かなかったら今日のように後悔していた事だと思う。

劇場で見ていてもやはり4年分の隔たりに寂しさを感じたし、それが作品の終焉、そして言い方は気に食わないがファンの“卒業”に繋がっていくのかもしれない。

 

長々と自分の喋りたいことを順序立ても曖昧なままベラベラと話してしまった。

完結から数年後に続篇をやってくれるのはファンとしては何より嬉しいが、どんなに好きだったモノでも当時程の熱量がもう還って来ないのは寂しい。

この小さな絶望の積み重ねが大人への階段なのか、はたまたオタクとしての余命宣告なのか。今はまだ知らない。

 

 

 

 

母性とは無垢なのか 「相思相愛ロリータ」感想

人は何故老いを拒むのか。

 

死が近付くから?

 

能力が衰えるから?

 

愛する人たちに先立たれてしまうから?

 

 

 

年上のお姉さんキャラやママキャラが、自分よりも年下になる現実に耐えられないから、人類は老いを忌避するのではないだろうか。

 

 

物語の中のキャラクターはずっと年を取らないまま、自分だけが老いていく。

ならいっそ、幼女をママとして見ればいいのではないか

 

 

 

突然カミングアウトするが自分はロリも好きだ。

こういう事をオブラートに包まず発言すると、最近は規制が厳しいし後で何かやらかした時にここだけ切り抜かれて「性犯罪者の兆候!」とかあることないこと書かれそうなのだが。

しかしあの「無垢」という名の魔性を秘めた愛くるしい存在は、大人のキャラクターにも負けないほどの人間的な深みと魅力を秘めている。いつか自分の中にもあった「無垢さ」と「幼稚性」が宝のように眠っていて、郷愁と同時に憧れを抱かずには居られなくなるのは自分だけだろうか。

 

相思相愛ロリータはそんな無垢と魔性、二つの性質を併せ持つ聖母ロリまこちゃんが登場する。

まこちゃんはオレンジがかった金髪で(かわいい)、敬語がちゃんと使えて(かわいい)、おててがぷにぷにしている(かわいい)しっかりものの女の子だ。

自分は敬語が使えるおしゃまな女の子の垣間見える育ちの良さが大好きなのである。

普段「ロリは特に」と特別好き好んでいない人間でも、一度「相思相愛ロリータ」をプレイしてしまえばきっとまこちゃんのことが好きになってしまう。彼女のダメ人間製造機っぷりに勝てる人間などいないのだから。

 

ブラック勤務で精神も身体も摩耗した社畜の主人公の訥々とした心理描写、まこちゃんとの出会い、そして愛情が欠けた存在たちが互いの足りない物を埋め合おうとする過程を、昼から教育番組を見ているような読みやすく心が洗われる瑞々しい文章で描き切っている。

前半パートの二人の掛け合いは、ゆっくりで、互いに大事なものを壊さないようにと、必死に言葉が紡がれていく。

主人公の丘くんの「仕事がつらい」「家庭環境がつらい」という心情は自分のことのように辛く感じるし、それを受け止め慰めてくれるまこちゃんは自分のママなんじゃないかと本気で思わせてくれるのである。

自分に都合のいい存在は心の隅で全て疑ってかかるような捻くれた人間なので、滅多に「天使」なんて言葉は使わないのだが、「嗚呼人類よ、天使はここにいたのだ」と思わす漏らすほどまこちゃんの存在強度は強く、そして心の全てを曝け出すに足る信頼を自分から勝ち取って見せたのだ。

だめなおとなになりましょう」とは、本作の一番鋭利で的を得たキャッチフレーズなのだが、「だめなおとな」になる快感を知って抗うことのできない大人などいないのだ。

自分も今以上に仕事に追われ精神的に追い込まれたら、もう一度相思相愛ロリータをプレイしてこの芳醇な文章とあまあまなまこちゃんにどっぷり浸かって癒されたいな。それくらい読んでいて気持ちのいい文章だった。

 

さて、本ブログのタイトルにもあるがここで少し母性についての自分の見解を述べたいと思う。

自分は幼女の持つ無垢性と、ママキャラの持つ母性は同質なのではないかと考えている。

辞書によると、母性とは「女性が、子どもを守り育てようとする母親として持つ本能的な性質や機能」とある。

ここで言う「ママ」とは持ち前の母性で癒しを与えてくれる存在であり、時に自分を叱り慰め正しい方向へと導いてくれる存在であると定義する。

つまり傷つけたり悪意を伝播させたりしない都合のいい存在。つまり心も潔白で純真でなければママとは定義できないであろう。

そしてその穢れのない無垢な心は、まだ何物にも染まり切っていないまっしろな幼女の精神性と言い換えてもいいのではないだろうか。

そう。幼稚性に最も理解のある幼女こそが最強のママになるのではないだろうか

まこちゃんが一人で「ママ」も「幼女」もこなせてしまうハイスぺック存在であったために論拠が欠けたまま強引にQ.E.D.してしまったところは否めないが、幼女に母性を持たせ母親を演じさせたら「鬼に金棒」以上という私の思いが伝わればそれでよしとしよう。

 

最後に後半パートの話もする。

後半からは成人男性が初潮も来てない女児に中出ししまくりのインモラルえちえちゲームへと様相を変えるのだが、逐一差し込まれる切なく哲学的な心理描写が綿が水を吸うように染み渡って思わず感動させられてしまうのだ。絵面は最悪なのに。

僕はあんまりノベルゲームでは抜かない人間ですが、絵もぷにぷにでかわよですし声も下腹部がキュンキュンするいいお声なので、今になって「やっぱ抜けばよかったかな」と後悔しています。かなりクオリティは高いです(あと年下の存在に「お射精」とか「おもらししよ?」って囁かれるのが好きな人は絶対買いましょうね)。

私個人としては文章の巧さがオススメポイントではあるが、抜きモクで買うこともお勧めします。

 

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ゆりでなる♡えすぽわーる1巻感想

セールで一巻を買って読んでみたら面白かったので、二巻を読んで考えが変わる前に取り敢えず今の感想を簡単に残そうと思う。

 

あらすじはまんま引用

わたくしの(心の)余命はあと1年!
それまでに作り上げるの…
最高の「百合スケッチブック」を!

高校卒業と共に政略結婚が決まっている心。
そんな結婚など「死」と同様。
死後の癒しのために
街中で見かけた少女たちを対象に
あらゆる百合を妄想する!
「この世界には36億の女性がいるわ
つまり、この地球には
18億通り以上の百合があるといっても
過言ではないわ! 」

 

つまり百合好きによる百合作品といった感じだ。

 

 

「現実に百合を見出してスケッチ」する百合観察作品であり、その中にはいわゆる「広義的な百合」が登場する。

「百合」という言葉が持つ意味は人によって解釈も言葉に持たせる意味の広さも全然違う。人によっては「脇役でも男が出たら百合作品じゃない」とか、「女の子が出てなくてもこの感情の動きは百合!」とか、「現実に百合を見出すのは無理」とか、意見が180°違うのでまぁ大変。

自分も百合の原点が「女の子同士の恋愛」という点から逸脱したものも「これは百合」なんて言ってしまうこともある為、許容範囲は広いが人によっては引っかかるかもしれない(多分百合作品の感想書く時ここら辺の前書きは毎回書いてそうな気がする)。

 

前書きが長くなったが、このギリギリを攻めた危険球が、カップルのバリエーションの多彩さと自分の好みに合う人間関係の重苦しさを出していて、自分はこの作品のストロングポイントなのではと思っている。

例えば1話目で出てくる控えめ地味ガールが、相手のギャルの意中の男性と裏でデートしているBSS的展開は良い意味で期待を裏切られてドス黒さに痺れた。


毎回前後編2話形式、新しいゲスト百合カプが出て来るオムニバス形式で、前半でカップル紹介と妄想パート、後半で現実のカップルのその後が描かれていく。

妄想パートは「高校卒業と共に望んでもいない男性と家の事情で結婚することを勝手に決められた百合好きの主人公」が、現実で見つけた百合な二人を少ない情報から妄想していく。

現実パートでは妄想をいい意味でも悪い意味でも期待を裏切るような二人の実際の関係が開示される。

フィクションではあるが、妄想パートと現実パートの二段構えにする事で現実パートのシビアな展開がより「現実」っぽく感じられて、構成の巧さを感じた。

現実パートも全くもって百合ではない結末になる訳で無く、妄想パートのように都合良くはいかないけど「百合」に行きついている。と、自分は受け取った。

現実パートは百合アンソロのように「二人のその後は想像にお任せ」と締まるので、後味が悪かったり、一縷の希望が残っていたりしてとにかく妄想が膨らむ。

空きページに単行本描き下ろしと思われる、人物紹介欄が載っているのでそれもまた嬉しい。人間の性格は家庭環境に端を発していると堅魚は考えているので、一番上に家族構成や家庭問題が載っているのはとても助かる!

 

主人公の駒鳥さんは屈指の百合好きだが、相方の雨海さんはそれ以上に主人公に恋慕の情を抱いている(本人はあまり気付いていない?)

雨海さんは「彼女の幸せの為に」と彼女の百合スケッチに協力し時には近寄る虫を跳ね除ける。結婚を阻止しようと踠き闘う姿は、人の気持ちに対して傲慢とも一途で健気な愛情とも受け取れて、最終的にこの二人の関係がどうなっていくのか気になってハラハラしてしまう。

二人の出会いの過去編も気になるし、どうなるのか目が離せないし早く2巻読みたい。

 

あと何か上手く言えないんですが、こういう女性の顔の描き方がめちゃくちゃ好き…………………目かな、あと口。大きさのバランスが好き。