ユバールの星空

忘れたくないキラメキを、拙い言の葉でそっと閉じ込めて

きんモザThank you!!観て来た/NEW GAMEが最終回

お久しぶりです。堅魚です。

今日は大胆に二本立てです。カツカレーみたいで豪華ですね。(独立の記事を二個書くのはキツいなと思ったので無理矢理くっ付けただけなのですが)

 

きんいろモザイクThank you!!、観て来ました。

f:id:kengyo777:20210902001058j:image

(これは特典の栞)

 

「これが、見たかった……」が詰まったきんモザアニメの集大成でした。

 

アニメの空気感はそのままで、原作の美味しい部分だけを上手く切り貼りして、修学旅行、大学受験、そして卒業までしっかりと描かれていました。(ストックがいっぱいある分、贅沢な原作の取捨選択だなと感じました)

 

音楽面ではやっぱり川田さんの作られるBGMが本当に好きなんだなと再認識しました。ジャズやボサノバっぽいオシャンな曲が昔っから好きなんですよね。

EDの「Thank You for Your Smile」も「Your Voice」や「My Best Friends」から続くお洒落なバラード。こう言うのが大好きです。明日から無限リピートすると思います。

 

キャラクターの掛け合いとしては、陽綾がとっても良かったです。しっかり尺取って見てるこっちが恥ずかしくなるような可愛い夫婦漫才をしています。

陽綾は、百合に目覚めたきっかけの一つでもあるのである意味原点回帰でした。

綾みたいな、一途だけどツンデレで攻められると弱い愛情がデカ過ぎる女の子が多分一生好きなんだと思います。

 

堅魚はアニメからきんモザに入った人間なので、原作の最終回も読みましたがその後すぐにBest wishes.が続いた事もあってあんまり完結の実感が無く、Thank you!!でRhodanthe*のしっとりめのEDそしてスタッフロールを最後まで劇場で見届ける事で遂に完結が来たのだなと肌で感じました。

帰りの電車で、「あぁそう言えば初めて遠出してまで観に行った映画がきんモザpretty daysだったな」とか「あぁ初めてきららMAX買いに行ったのもきんモザ二期最終回見終わった日だったな」とか懐かしい思い出が溢れてきて、涙を堪えるのが大変になりながら帰宅しました。

今でも完結する事がなかなか受け入れられなくて胸が苦しい気持ちもありますが、自分の方こそきんモザから「卒業」しなくてはいけないのだなと思わされました。

映画に関しては「こちらの方こそThank you!!だよ」と声を大にして言いたいです。素晴らしい映画でした。

 

 

そして話は変わりますが、まんがタイムキャラットにて連載していたNEW GAWE!も約8年の連載の幕を下ろしました。

NEW GAME!もアニメから入ったクチですが、自分の人生において多大な影響を与えたきらら作品の一つです。

百合にのめり込んだきっかけは間違いなくNEW GAME!ですし、コミケの存在を知り初めて全年齢同人誌を買ったのもNEW GAME!がきっかけでした。

 

最終回は王道とも言える新世代へのバトンタッチで素直に胸が熱くなりましたし、2コマだけ捩じ込まれたコウりんの指輪には完全に感情破壊されました。ありがとう、得能先生。

NEW GAME!はガワは美少女日常系ですが、中身は少年漫画のようなスポ根みがあって、特に自分は社内コンペ編のゆんがとても好きでした。

まだまだ語りたい事は山程ありますが、全てを今ここで言葉にする事は難しいのでここまでにしておきます。

本当に連載お疲れ様でした、そして完結おめでとうございます。NEW GAME!に出会えて本当に良かったです。

 

 

良い感じにブログが終わりそうな雰囲気が出ていますが、もう少しだけ続きます。

また話は変わりますが、まんがタイムきららMAXにて連載している「ステラのまほう」もあと3ヶ月で約9年の連載もフィナーレを迎えます。

この作品もまた自分の人生を大きく変えた作品の一つであります。自分の創作理念や人生観はこの作品が基盤になっていると言っても過言ではありません。

最近は作品との向き合い方に悩み距離を置いたりしたのですが、いざ終わるとなると思い出が蘇ってどうしても寂しく感じます。

創作意欲は持ちつつも形にせず自堕落に生きてしまっている私ですが、初めて合同誌企画に参加し自分で二次創作を書きました。自分にとって大変貴重な経験で、今でも合同誌は大切に保存しています。

(しょうもない身の上話ですが、さっき言ったニュゲの同人誌初めて買わせて頂いたサークルさんの合同誌に参加させて頂いたのが今でも光栄に思っています)

 

自分が一番きららにのめり込んだ時期の作品が次々と完結し、現在進行形で一つの時代が終わっていくのを眺めていると寂しい気持ちでいっぱいになります。

ただ、今のきららにもパワーに溢れた魅力的な作品が群雄割拠しており「昔は良かった」なんて老害かましてる暇がないくらいアツい環境になっています。

過去を偲びながらも、これからのきららに期待していきたいと思います。